ソチオリンピックの報道をちら見しています。
ただただ、すごいな~と、雲の上の出来事を見てるような気持ちです。だって、雪上のジャンプなんて、もう人間のすることと思えないし、フィギアスケートだって、手すりが離せない私なんて、ここで踊りますか?という感じです。
メダルがどうのこうの言う前に、何でこんなことできるのかしら。意味わからん・・・という感じなのです。
まあ、カーリングくらいかな? 私の生活の遠い遠い延長に、もしかしたらあるかもしれない・・・なんて親近感がわくスポーツ。まあ、この世のスポーツという感じ。
(失礼しました。カーリングのみなさん。)
しかし、真央ちゃんは美しいですね。メダルが取れようが取れまいが、そんなこと、私はどうでもいいです。彼女が演技してる姿を見ると、あまりに、美しく、また、あまりに痛々しく、ため息を漏らさずして、見ることができません。
キムヨナさんも、他の選手もみんな美しいな~と思うのですが、真央ちゃんは、その存在自体がすごくドラマラスですね。
金メダルなんてどうでもいいです。あなたそのものがすごいんです!とテレビに叫んでおりました。(笑)
ずっと前、「逃走中」というテレビ番組に、フォギアスケートの金メダリストの荒川静香さんが出演されてました。番組がしかけた刺客から、何人逃げ延びることができるか、というお遊びの番組です。広い公園みたいなところで、刺客を出し抜いて、最後まで捕まらないように逃げ隠れするわけです。
見てる方もけっこうはらはらします。捕まる瞬間なんかは、「あ~!」っとこっちまで絶叫したりします。
子どもが見てたのを、横からちょっと見ただけなのですが、荒川静香さんの、そこでのサバイバルは群を抜いてました。他の出演者は、投げやりになって捕まったり、戦略がなくて見つかったりと、まあ凡人です。しかし、彼女は、すごかったです。精神力、戦略力、さらに言えば、目力まで違いました。
なるほど、これが、オリンピックのメダリストというものなんだな~・・ほんと納得させられました。
オリンピックは、こういう人たちの集まりです。勝ち負けがあって、一部の人たちしかメダルは取れませんけど、そこに行くまでの道の中で、すごい試練にさらされて、その火の中を通った人だけが出てくるんだと思います。
ふと我にかえったら、私は、スキーもスケートもできませんけど、こういう精神力と忍耐力は、ほんの少しでいいから、あやかりたいですね。けっこう人生の長き道も、同じように忍耐と精神力が必要ですからね。
オリンピックを見ながら、きっとみなさんも、自分の生活に何かをおきかえて見てるんじゃないかな?なんて想像しますがいかがでしょうか。
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