
開業した頃、うら若き美人女医だった頃(まあ言わせといて)、世間はバブルはじけて、意気消沈していました。
しかし、あれから18年、失われた10年とか言われたのも遠い昔、日本は、どんどん奈落の底に落ちていって、若い先生の開業の相談に乗ったりすると、やれやれ、あれから、さらに大変になっている。開業資金の借り入れ利子は安くなっているけど、利子が安いなりの周辺状況。緊迫した医療業界であり、社会であり・・・・・
ま、医者と結婚すれば、安泰だ、なんて考えていらっしゃるお嬢様方、リサーチはおこたりなくなさった方が良いですよ。こんなはずじゃ・・・とじだんだ踏む未来が待っているかもですよ。
今となれば、18年昔、社会は暗かったような気がしません。”若か~った、あの頃。な~にも、こわく~なかった~” と南こうせつが歌ったように、たんに若かったせいだけではなさそうです。今の方が暗いので、そう感じるのでしょう。
あの頃は、まだまだ希望があった。バブルがはじけて、底を打ったら、どんどん上っていくと皆が思っていた。少なくとも、18年後の今、さらに、日本の社会が下方修正されているということは予想してなかった。
最近、ある読み物で衝撃的な事実を知りました。戦後東京裁判で、絞首刑が決まっていた岸伸介は、異例の釈放を遂げました。
アメリカの外交文章が明らかにするところによると、釈放の裏には、アメリカに選ばれ、お金で買収され、日本をアメリカの傀儡政権(かいらいせいけん)にするべく、戦後政治を担った岸伸介の姿がありました。
日米安保を調印し終えると、岸は、上手に政権を引退。その後も、日本の有数の政治家の一人におさまったようです。
何が国益なのかまったく見えてこない、この国の政治やマスコミ。その原点は、このあたりにあるかもしれませんね。
やっぱりそうか~。すとんと府に落ちる今日この頃です。
上の写真は、自宅ビン中水族館。何の脈絡もないんですけど!
「CIA秘録」
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