村上春樹 「1Q84」 BOOK3 読んでしまいました。


     楽しみにとっておいた、村上春樹 「1Q84」 BOOK3 をとうとう読んでしまいました。
     は~・・・・読後感。ため息
    春樹文学の究極の純愛物語ですね。これは・・・。

     あの初期の大ベストセラー 「ノルウェイの森」 から早数十年。春樹先生の根底を流れる 「愛」 がすごい形で結集したようです。織り糸の中に、オウム真理教を思わせる太い糸があり、限りなく糸口のないドメスティックバイオレンスのより糸もあったり、まるでサスペンスのようなつむぎ方になっているし、このドラマはどこへ向かって行くのだろう・・・。

     Book1、Book2、は、出口が見えない恐怖すら感じたのですが、さすが春樹センセです。天才的ストーリーテラーなる凄腕。
     ブック3で、世にも稀有な、純愛物語の太い太い根幹が、雪解けの大地から芽吹くように、姿をはっきりと現して、様々な伏線が収束を迎えました。さち先生は、うるっとなりながら最終ページに達しました。ちょっと放心状態です。

     ま、読む人のためにあまり、詳細は書くのをひかえますが、そうですね・・・昔、中学生の時にはまった、梶原一騎原作、「愛と誠」 のラストシーンを読んだ時のことを、思い出しましたね。少女の私は、長編の「愛と誠」を読破して、最後の、悲しくも美しい愛と誠のキスシーンに、ボーっとため息をつきましたもの。(どうせ、うちのスタッフは誰も知りませんけど。はやったんですよ!。全巻16巻!とっても濃い漫画でございます。)

     「1Q84 Book3 」は 村上春樹の若い時の作品より、やさしい丸さがありました。(と、私の好き勝手な解釈ですけど)

     彼の作品がどういう色を帯びても、いつも前向きで、どこかモラルをはずさないのは、春樹センセが、フィジカルなことを気遣う暮らしを、営んでいるところに追うところが多いのでは、と思っているさち先生です。
    春樹センセは、ありとあらゆる市民マラソンに参加するランナーで、夜更かしも苦手なのです。

    かなり内省的な小説にもかかわらず、けっして病んでいないところが、私はとっても好きです。それに、文章がきらびやかで知性にとんでいる。まあ、ハルキストなんでしょうね。一応・・・

    しかし・・・やれやれ、また楽しみを使い果たしてしまった・・・・すごく楽しみにしていた旅行から帰ってきてしまった夜のような一抹の寂しさが、今夜はまとわりつきます。

    あしたは、Book3が、待合室に置かれることでしょう。

    私の中では、春樹文学に出てくる青年は、浜田省吾が歌うナイーブで、浜省のように声の美しい青年です。いつも重なってしまう。 

    たとえば、こんな感じ。

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