翼の王国

2010/11/3 1:54
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 うらかわ歯科医院では、たくさん雑誌をとっている。雑誌のセレクトは、ほとんど、私と院長先生の趣味なので、かなりかたよっているかもしれない。申し訳程度に、若い人が好きそうなファッション雑誌なんかも混ざっているんだけど、やっぱり独断と偏見の感が否めない。

 私の最近のお気に入りは、何と言っても、あの全日空ANAが発行する機内誌の 「翼の王国」 である。
 たまに、飛行機で東京に学会に行くときは、機内誌を読みたいがために、ANAを指定して飛行機をとっていた。
 もちろん、ご自由にお持ち帰りください。と書いてあるので、遠慮なく失敬して帰ってきます。でも、そうそう飛行機に乗るわけでもないし、ということで、とうとう定期購読を申し込むことにしたのである。

 毎月封筒に入れられて診療室に届いた時は、昔、科学と学習が付録つきで、家に届けられた時の様にわくわくする。

 どこが楽しいかって、やっぱり、世界の町の特集と、日本のどこかの町の特集が、必ず一つずつしてあって、旅なんてほとんどゆっくりする暇のない私は、空想上のたびに出る。

 たぶん、日本人も、外国からの観光客もバランスよく楽しめるように、というネタの選び方なのであろう。いや、航空会社は、旅費がただだから、気楽に外国のたび歩きをやってしまうに違いない。

 それに、美術から音楽から、はたまた、ヨーロッパの古書収集家の話から、かなり、ハイセンスなエッセイが、素敵な挿絵や写真入りで紙面をにぎわしている。

 広く浅く、何でも首をつっこんで知りたくなってしまう私をおびきよせる餌だらけ、と言ってもいい。

 巻後半は、英語と中国語の記事。さらさら英語を斜め読みできないのが口惜しいけど、タイトルと写真くらいは、私も楽しめる。さしずめ、おしゃぶり昆布をなめつくすような感じで、何度もぱらぱらめくってしまう。

 読み終わっても、手放す気になれず、またまた部屋の重大な雑音と化してしまう。困ったものだ・・・

 翼の王国には、まだ、キャビンアテンダーが、あこがれのスチュワーデスだった頃の匂いが残っている。

 がんばれよ~・・・・と思わず雑誌に向かってエールを送る。不採算部門はことごとく切りまくる、最近の無粋な風潮の中では、この雑誌がずっと読める保障はない。

 ま、うらかわ歯科に来院の祭は、地上にいながら、エアライン気分で読んでみてください。もしかしたら、私ががめて、見当たらないかもしれませんが。

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