先日研修会で大阪に行きました。
さて,帰りの新幹線で、ちょっとほっこりすることがありました。
新幹線の中で、年は私とかわらないような、おじさん車掌さんが、すっごくさわやかな笑顔で、乗客の相談に乗っていました。ややイケメンでもあります。今どき、こんなに感じの良い人は、そうどこでも見られなくなったよな~、なんて、感慨にふけっていると、到着アナウンスが流れます。
声はあの彼です。
「しんこうべ~、しんこうべ~、次はしんこうべ~。・・・・・」
やっぱりここでもさわやかで!ところが、次の瞬間、彼が英語でアナウンスを始めました。
「××○○・・・・・」
え~? すっすごいなまってる~! カタカナ棒読み状態で、しかも、彼の緊張している様がはっきり声に乗っかっている!
早く終わんないかな~、って、彼の心が必死で叫んでいるのが伝わってきました。
あらら・・・・最後のサンキュー、に至っては、自信なさげにフェイドアウトさえしました!
なんか、ふいをつかれてちょっとびっくりです。
確か、新幹線は、女性の録音音声で英語アナウンスをしていたと思うけど。
でも、次の瞬間、
「がんばれ! 大丈夫・・・外人さんにはわからないかもしれないけれど、日本人にはすごく聞き取れる! 」
思わず、私は心で叫んでしまいました。
さっき、座席でにこやかにほほ笑んでいた彼、車掌業務ばっちりなんだろうけど、ここだけ、毎日どきどきしてるんでしょうね~。
不思議と、このアナウンスで、私の車掌さんへの好感度は、なぜかさらに上がってしまいました。
人って、完璧より、どこかこうやって、だめなところをさらけ出される方が、ほっとするのかもしれないね。いや、それとも、このカタカナ英語、日本人の心の琴線にふれる、公約数なのかもしれないですよ。だって、こんな記事がありました。
でも、車掌さんになりたいと言ってる鉄道少年よ。ちゃんと英語勉強しないとだめだよ~。笑
by福岡市早良区西新の歯科医院
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