ソウルの神様、レイチャールズ。

音楽

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2連休いいですね~。(あ、皆さん3連休?うらやまし!)めずらしく、たいした予定もなかった私です。天気は、猛暑にいきなり突入するし、こういう時は、家で冷房をきかせてごろごろするのが最高です。といっても、主婦は細切れごろごろですけど・・・・

 ソウルの神様といえば、レイチャールズですね。今日の、さまざまな楽曲のルーツをたどっていけば、けっこうここに行っちゃう曲は多いレイチャールズです。「わが心のジョージア」  Georgia On My Mind なんか、有名すぎてうちの娘でも聞いたことあると言います。(レイの曲とは知らなかったみたいだけど)。ジャズ、ゴスペル、カントリー・・・すべてレイにかかれば、レイチャールズ流になって、再生するんだから、神業としかいいようがない。

 冷房の効いた部屋で、レイチャールズなんて、ちょっと、大人のオフでした。

でも、レイは、極貧の母子家庭に生まれ、幼い頃に弟は亡くすし、自分は緑内障で全盲になるし、母親さえ死んでしまうという、人生最高にマイナスに振り切ったようなスタートを切っています。

 彼の耳は彼の目。盲学校でピアノを学んだようです。ピアノは天才、ボイスも最高。キングオブメロディーメーカー・・すごい才能を発揮して、バンド活動をするのですが、麻薬中毒というレールと両輪の壮絶な芸術活動が展開されます。

 幸い、早くに、名声にも恵まれたものの、20年に及ぶ麻薬依存は、相当彼自身と彼の最愛の妻子を苦しめます。でも、彼の強い意思と音楽への情熱は、ついに麻薬から開放宣言をはたしました。

 そのあとの活躍は、けっこう皆様もご存知のように、常に、音楽シーンに大御所として君臨し、アメリカの音楽界にこの人がいつもいるのが当たり前。という状態になっていました。(6年前に亡くなるまで)

 レイチャールズがカバーした「いとしのエリー」は、日本人にもなじみの深い曲。サントリーが彼にいくらギャラを払ったのか知らないけれど、CMのために、日本の歌をカバーしてくれ、と頼んだのが、誕生のきっかけです。唯一レイが気に入ったのが、サザンの「いとしのエリー」 だったようです。
 レイのエリーはさち先生大好きなんですが、ブームになったのは、1989年というのですから、ずいぶん前になるんだねー。(わたし、20代だわ!)

 個人的には、サザンの唯一の欠点である、桑田さんのボイスによらず、(素敵なハスキーボイスと感じる人が多数派かもしれないけど)最高の「エリー、マイラブ060.gif060.gif」が誕生した、とあの頃、私は心から感激しました。サントリーの歴史上、輝かしい偉業です。

 あ、2004年公開の自伝的映画 「 Ray 」(レイ) の、レイチャールズを見て、彼を聴くと、最高にいいですよ。彼の役をやってる役者さんは、彼の息子?と思うくらい似てます。

 天賦の才能とは、ある欠落と引き換えに神様から与えられるものかもしれません。盲目で最貧だったレイの才能は、やはり、それなくしても語れないものだった、と感じます。J-ポップに飽きたらぜひどうぞ。


もっと聞きたい方はどうぞ

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