
やれやれ、思い出します。ウイリアム王子を生んだ、麗しのダイアナ妃とチャールズ皇太子の夢のような結婚式です。さち先生は、あのとき、歯科大学の学生でした。その頃のわたくしの日常は、水泳部の練習にあけくれ、毎日きつい実習に追い詰められ、なんだか、泥まみれの模様を呈しておりました。
その時、テレビで、あの美しいダイアナ妃が、純白のドレスで、バッキンガム宮殿の前をパレードしていたのです。
その美しく幸福そうな笑顔、世界中から、美貌と幸福を自分のもとに集めてしまったかのような頂点をそこに見た私でした。
たぶん、私の口からはよだれが出ていたと思います。
とにかく、あの頃の私には刺激的で、センセーショナルな出来事だったのです。
あれから、20年といくばくかの年月が流れ、ダイアナ妃は亡き人になってしまい、私の、ウイリアム王子とケイトさんのウェディングを見つめる目も、すっかり変貌を遂げてしまいました。
「ふ~ん、ケイトさん・・離婚するときは、やっぱ、王室から一生分の生活費ぐらいの慰謝料もらっちゃうのかね~・・・」
ついテレビニュースにむかって、こんな失礼な独り言をぶつぶつ。(いや本当にすみません)
でも、長く生きてしまうと、結婚式はゴールではなく、ほんの一つのスタートで、人生色々ありまっせ~。と思ってしまうのです。ダイアナ妃のウェディングにぽーっとなったあの頃のさち先生は、なんて汚れがなかったことか。な~んもわかっていなかったよね。
でもやっぱ、末永くお幸せに~。
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