
横向き寝で、歯に体重をかけて寝ると、内側に歯がたおれこんでいくんですよ。だとか、最近の軟食では、どうして歯並びは悪くなるんでしょう。だとか・・・ちょっと御指南してしまいました。
参加してくださったみなさん、ありがとうございます。 さて、歯並びを良くするノウハウ、として、良くかんで食べる、ということがあります。テレビでも、偉い学者さんが出てきて、「30回かんで食べましょう」・・・とハンでおしたようにのたまいます。
確かに、そうなんです。良いかみ方で、しっかりかむと、かむ筋肉が鍛えられ、歯並びにも良いのです。・・・・が、しかし、皆様、30回かんだことってあります。やってみたらわかると思いますけど、食事中、最初から最後まで、30回かみかみやってたら、もう食事どころではありません。本日の夕食ではなくて、本日の夕トレ、になってしまうくらい、過酷です。 はい
というのも、ここ、最近、さち先生は30回がみにトライしているのです。夕食時、30回、と心でとなえ、しゃべるのもままならず、目がすわり、ひたすらかんでいます。
確かに、すごい。ドライマウスで早飲み込みの私の口の中にも、じわ~っと唾液が出てくるのがわかり、水で、押し流すように飲み込んでいたのが、水がいらなくなります。
食べ終わると、こめかみがけっこう痛くて、筋肉痛になりそうです。顔のまわりもほかほか暖かく、顔の小じわだってとれるかもしれません。頭のめぐりもよくなりそうです。
でも、やっぱり、これって現実的ではありません。食べ終わるのは、家族の誰よりも遅く、家族の会話に口をはさむこともできません。もごもご・・・と、ひたすら、かむマシーンみたいになってしまう。
このテレビに出てくる、えらい学者さんは、自分で30回かめ、なんて言ってるけど、やってるような気がしません。だって、もしやってたら、「実際やると、こういう風に難しいので、現場はこういう風に工夫しましょうね、」って絶対言いたくなってしまうはずですもの。さらっとなんて流せない。
というわけで、ここのところの、30回がみの実践を、みずからやってみて、皆様に、こういうアドバイスができるようになりました。
まず、
30回はいきなり無理です。20回から始めましょう。
いっせいに全部の場所でかむのではなく、片方の奥歯だけに、食べ物を集めて、そこで集中して咬みましょう。疲れたら、反対側にうつします。絶対に注意してほしいのは、きちんと口をとじて咬むこと。口をあけていると、筋肉のトレーニング効果は半減です。
それから、食事の最初10分くらいでいいです。最初にやると、比較的、そのあとも、いつもより、かもうとするようです。
一人だけでやると孤独なので、最初の10分は、家族でやりましょう。
子供のトレーニングとしてやるときは、お母さんは最初、食べずに、数えてあげましょう。
どうですか。これだったらできそうでしょう。 最近の子供さんは、ぽか~んと口をあけてる子が多いです。こういう子供たちは、べろを始め、口の周りの筋肉が弱いので、かみかみ大作戦が効果をあげますよ。
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