カルロスゴーンの教訓 あけおめです~

社会


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休み中はうらかわ歯科は改装してま~す。
       
 

とうとう昭和平成と終焉を迎えて、今年は令和元年になりました。

それも、ほんのちょっとで令和2年となりました。

最後のニュースがカルロスゴーンの国外逃亡・・・・なんだか、日本の行く末にいや~な影を落としますね。
そもそも、あんな輩を、会社のトップに拝み倒して持ってくること自体があほなんだよ。と思う私です。

もっと低コストで、素晴らしい人材があっただろうに、派手な予算で、鳴り物入りの人を登用すればうまくいくんじゃないか、という発想は、他力本願の人が、苦境に陥った時に打ってしまう、ばくちのようなもの。
選ぶカードが派手で高価であればあるほど、好ましくうつるものなかもしれませんね。

 また、自分より強いものに、自分の運命をゆだねたら、うまくいくんじゃないかと思う。それも、また他力本願の人が陥りやすい罠だったかもしれません。

私は、カルロスゴーンより、それを選んだ日産の幹部の方に苛立ちを覚えます。

もし、日産の創業者であれば、決してそんなことはしなかっただろうし、昭和の戦争を生き抜いたような指導者なら、誰しもそんなことはしなかったと思います。
苦境は、自分で苦しんで考え抜いて、アイデアを絞り出して乗り越える。そうであれば、社員も一つになっていったでしょうね。ただ首を切るだけでは、成功とは言えません。

それが正しい選択です。

教訓というには、あまりにたちの悪い男にひっかかってしまったというしかありませんね~。
でも、日本は、これを大きな教訓にしていってほしいと思います。かく言う私も、ささやかな経営者として、苦しいことも、逃げずに自分が立ち向かわねばね。そういう思いを新たにしました。

しかし、日産のかかった病は、今の日本人が陥りやすい病なのかもしれません。

カルロスゴーンが日産に就任して、小さな国の、国家予算並みの年俸を、ふんだくっていったさまを見るたびに、考えることを放棄した国民、それが今の日本人なんじゃないか、ってすごくいやな気分になっておりました。

令和に船を漕ぎだした今、ほんとに、何事も自分の頭で考えましょう。情報は吐いて捨てるほどネットにうごめいています。それをうのみにせずに、とにかく、自分の体で、できるだけ見て経験して、頭をフル回転させて、しっかり考えていきたいものだと思う年のはじめです。




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