今どきの、ショップの対応

社会

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古い携帯電話が数台出てきたので、処分することにしました。
携帯のショップで処分できるのでは、と思ったので、持って行きました。

ショップに入ると、何人かのお客が、スタッフと商談しているのか、スタッフは誰一人、入ってきた私に見向きもしません。
声もかけてもらえません。
数人しかお客はいなかったのですが・・・

果たして、ここで携帯を処分してもらえるのか、ちょっと不安になって、
近くで携帯を磨いているスタッフに恐る恐る声をかけました。
「あの、ここでは、古い携帯を処分してもらえるのでしょうか?」

話しかけたスタッフは、ちらっと私を見て、
すみません、順番なんで、お待ちください。

と言うではありませんか。

ここで携帯が処分ができますか?と言う問いに、答えていただくだけでいいのですが、それも並んでから?
私が尋ねると、彼は、平然と「並んでいただかないと・・・」と、顔をしかめます。


やれやれ・・・困ったもの。ずっと待ったあげく、ここではできません・・・なんてこともありうる。
一言店員に声をかけるのも並べ・・・か。

あほらしくなってもちろんすぐに帰りました。

なんか、最近、そこかしこで、こんな客対応多くなったなと思いません?・・
ちょっとした言い回しとか、心配りとか、できる人が、確実に昔より少なくなったんじゃないでしょうか。AIだの、サービス省略だの、無駄がないのが正義、とやってるうちに、他人に対する気遣いも無駄、という世界が到来したのではないかと思います。

でも、人間の本質はかわりません。人は、気持ちの良い対応が大好きです。
優秀なAIよりも、これからは、相手の心をつかむ心づかいや、声掛けができる人、そういう人が、一番価値が高く、それがお金に変わる時代がやってくるんだろうな、と私は思っています。
昔は、普通にいた、顧客の心をつかんで離さない、優秀な営業マンも、今は希少です。

子供を育てるときは、ただ勉強だけできてもだめです。心遣いと、気の利いた会話ができる子に育てましょう。もはや、そういう能力を育ててもらえる場所は希少。親が心してつけてあげたいお宝スキルだと思っています。

そして、少しくらい、いやな対応されても、平常心でいられる、図太さも必要ですね。いちいち不愉快になってたら、身が持ちません。それが令和の生き方かな、と思うこの頃です。




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