あなたに抱かれて私は蝶になる


     
    音楽に詩は、すこぶる大切だ、と思っているのは、もはや、わたしのようなおばちゃま世代だけなのかしら。そう思えるほど、最近のJ-POPの詩はお粗末です。(すみません)。  でも、お許しください。うちの若いスタッフだって、同意してくれるのだから、まんざら、勝手な意見ではないでしょう。

     私の世代は、アイドルの詩にだって、ヒット曲にはすごい詩がついていました。
    だって、今は亡き、阿久 悠(あくゆう)さんというすごい作詞家が、次々に言葉を世に送っていたのですもの。当然です。

     阿久 悠の「作詞入門」、という本を読んでいます。別に、入門しようと思ったわけではありません。たまたま、彼の本を読みたくて手に取ったのがこれでした。

     日本の作詞は、いつも、五七調でした。彼が、まったく違う言葉のリズムでヒット曲を作りたい、阿久悠氏は、色々試行錯誤して、今のスタイルの基礎を作ったようです。

     最近は、きちんと五七調になってる作詩は少ないので、このエピソードも、古き昔話に聞こえるのですけどね。
     さて、私は読んでいてちょっとした発見をしました。
     阿久 悠さんの曲で、「白い蝶のサンバ」、という曲があります。西田敏行扮する、釣りバカの浜ちゃんが、宴会芸にしているすごく乗りの良い曲です。この曲は、私が小学校に入るか入らないかあたりではやった曲です。
     あまりに乗りがよいのと、蝶になる、っていうインパクトが、当時少女だった私もめちゃくちゃ気に入っていました。そして、大人になって、釣りバカで、西田敏行さんが、宴会芸にして歌ってくれて、そのアレンジがオリジナルよりずっと気に入って、こっそりハマちゃん風に口ずさむのが、私のひそかなストレス解消になっています。

     口ずさみながら、私は、乗りがあまりによいので、勝手に五七調だと思い込んでいました。

     ”あなたに 抱かれて わたしは ちょうになる
     ふるえるはね はげしい こいにやく”

    でも、ほーら、ぜーんぜん五七調ではないのです。

     へ、すごい。五七調じゃないのに、なんなのこの乗り・・・
    ということで、ブログに書いてしまいました。

     浜ちゃんバージョンが聞きたいので、探しましたがありませんでした。非常に残念!
    あれは、もう一度、浜ちゃんで正式にカバーされたし!

     オリジナルはありました。やっぱり、浜ちゃんのが良い
    貼り付けできなかったので、聞きたい方はユーチューブで検索してみてください。

    一青窈 (ひととよう)さんもカバーしてます。当代のアーティストにもきっと影響を与えているのでしょう。でも、やっぱり、浜ちゃんのがいい!あれが聴きたいだけで、釣りバカDVDを見るか悩むところです。

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